このページではランニングのダイエット効果や
メリットについて考えてみます。
そもそもなぜ走ると体重が落ちるのでしょうか?
その仕組みを理解することで効果的にダイエットすることができると思います。
有酸素運動が脂肪を燃やす
人の体は運動をするときにエネルギーを消費します。
そのエネルギーとは“糖質”と“脂質”です。
無酸素運動では主に糖質を
有酸素運動では主に脂質を消費します。
つまり全力で走ると糖質が多く消費され
会話のできるようなペースでゆっくりとジョギングをすると
脂肪が多く燃やされることになります。
糖質は1gで4kcal、脂質は1gで8kcalのエネルギーを生み出します。
同じ量の糖質と脂質を減らそうとすると
脂質を減らすほうが
糖質の倍の運動量が必要ということになります。
いくつかの“ゴールデンタイム”
ダイエットを目的に運動するときに覚えておきたい
ゴールデンタイムと呼ばれるものがあります。
効率良く目標を達成するために覚えておくと良いかと思います(‘ω’)
・消費効率のゴールデンタイム
それは運動を開始してから徐々に消費カロリーが増加して
20分~30分を経過すると消費カロリーが運動開始時の約1.2倍になります。
この20~30分以降の時間がゴールデンタイムと呼ばれています。
・カロリー消費のゴールデンタイム
15時~17時は一日のうちで最も代謝の上がる時間帯で
ダイエット効果の高いもう一つのゴールデンタイムと言えます。
・脂肪燃焼のゴールデンタイム
タイムというよりタイミングですが
朝起きてご飯を食べる前に走る朝ランをすると
眠っていた間に体内の糖質が消費され減った状態になっているので
脂質が優先的に使われることになります。
更に朝ランをすることで体温が上がり基礎代謝も上がるので
1日のカロリー消費も上がります☆
何より朝ごはんが美味しいです(*^▽^*)
注意したいのは朝ランで走り過ぎないこと。
糖質が減っているということは体がガス欠に近い状態であり
また脂質を燃やすためには糖質が必要なのであまり沢山しても効果は上がりません。
あくまで体に刺激を入れることが目的です。
慣れないうちは10分~20分程度で良いと思います。
ランニングのメリット
・ダイエット効果
ランニングにはランニング自体のカロリー消費でやせる効果ももちろんですが、
継続的に走ることで運動に適した体に変わり
それによって基礎代謝が上がり、太りにくい(リバウンドしにくい)
体を作ることが出来ます。
・ストレス発散
人はストレスを感じるとコルチゾールというホルモンを分泌します。
有酸素運動にはこのコルチゾールを分解してストレスを和らげる効果があると
科学的に実証されています。
・免疫力の向上
ランニングには免疫力の向上が期待できるようです。
ただハイペースでランニングを行うとランニング中の免疫力は
通常よりかなり高くなるようですが、ランニング終了時から30分ほどは
逆に通常時よりも免疫力はダウンし、
スローペースでのジョギングではランニング中の免疫力アップは
少ないものの練習後もアップした状態が持続するそうです。
いずれにしてもランニングを含めて日常的に運動を行うことで
免疫力は高まるようです。
まとめ
・ゆっくりと走ると脂質燃焼に効果的
・朝、ごはん前に軽く走る
・15時~17時の間に30分~1時間くらいのジョギングを行う
いかがだったでしょうか。
皆さんのお役に立てば幸いです(*^▽^*)